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そして父になる

レディースデイの今日。
地元のトモと連れ立って観てキマシタ。



ちょうど通勤定期の期日だったので
交通費ゼロで(やったね!)

水曜日の朝っぱらから
まさか?こんなにもお客さんで賑いを見せるとは
少なからず吃驚したぜ~!!!

今日は、小さめのスクリーン(定員123名)で
一段高くなった、部屋のほぼど真ん中。
スクリーン中央と目線が合う快適な鑑賞スポットを確保でき
まずはほっ。

後は周囲の人的環境次第だなぁ。

それにしても15分近く予告映像が流れまくり
閉口しました。

今年になって観た映画
『みなさん、さようなら』といい
『エレカシドキュメンタリー 劇場版』といい
予告なしの本編一発勝負だったので。







個人的には福山さんがカッコ良すぎるあまり
この映画の中では際立ち過ぎてしまってる感も否めないかなぁと。
(スミマセン・・・福山さん目当てでなく
あくまでも作品本意、是枝監督リスペクトで観に行ったのが本当のところなので)

とはいえ、これまでの人生で負けたことなどないと言っても過言ではないくらい
誰もが羨む(どころか、やっかみを買う)くらいに
バリバリのエリートという役柄。
さらには、リリーフランキーさん&真木よう子さん夫婦との
対比(ギャップ感)を際立たせるには
やはり彼が適役だったのでしょう。


それにしても、是枝監督の作品の世界に
すっかり魅了されてしまいました。

心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」を事前に観てから
本作を体感できたこと、幾重にも幸せの極みでしたよ。

ドキュメンタリータッチの映像作品であること。

それぞれの家族の関係性やそれぞれの登場人物のキャラ等が
無駄な説明、台詞に頼らずとも実に端的に描かれていること。

BGMも極力省かれていたこと。

ブルグミュラーの練習曲から数曲の選曲や
エンディングテーマかつ劇中でも使用されていた
バッハの「ゴールドベルク変奏曲~アリア」(1981年録音グレン・グルード演奏の名盤)といい
BGMとして使われた曲もシンプルな旋律が印象的な
ピアノ曲ばかりで。



それが切なくも、やさしさをたたえていて。
ある日突然二組の家族に降りかかった
信じられないやうな悲劇とそれに翻弄される登場人物の気持ちに
寄り添いつつも際立たせる感じ。




映し出されている場から登場人物が移動して(立ち去ることで)の
空間の広がり。

何より、見終えた後の余韻と
二組の家族のこれからを
視聴した我々にゆだねているエンディングが
実に秀逸だったなぁ。

エンドロール侮るなかれ。
途中退場はあり得ません。
最後まで見届けなかった方は確実に損をしていますって。



不覚にも、3場面で、涙・涙・涙。
ううっと嗚咽する感じでなく。
『みなさん、さようなら』の時同様
自然にジワーッとあふれ
気づけばつーっと頬を伝う、そんなサラッとした涙でした。



「そして父になる」は福山雅治さん演じた主人公を代表して
付けられたにすぎず。
同時にそれは「そして母になる」「そして息子になる」「そして親子になる」
「そして家族になる」というやうに
色々な意味や様々な家族を取り巻くメッセージを内包していたと思います。


全編通して静かなトーンで綴られた
淡々とした雰囲気の映画だったけれど
胸に迫り来るのみならず。
時に刺さり、訴えかけ、その実、揺さぶられる作品でした。

だからこそ、カンヌでもスタンディングオベーションが鳴りやまなかったことを
まさに実感できました。



それゆえ、こうして栄えある受賞にもつながったのだと思います。


私は自分が息子を持つ母親だから
自ずと3人の母親(否、4人だな)に
より感情移入して観てしまったやうに思います。


「できそこないだったけどパパだったんだよ」という
福山さんの台詞は過去形だけど。
そんなの一切合切関係なく
こう言って正面から息子と向き合えたその瞬間こそが
父親としての「はじまりは今」だなぁとしみじみ思いました。



今このタイミングで観てよかった映画です。



パンフレットを手に取りながら
ゆっくり反芻しやうと思います。



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コメント

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2013/10/09 (Wed) 22:24 | # | | 編集
☆非公開 (a) さまへ

なるほど~他作品をご覧になっていたのですね!?

私も同じで。
未だ「誰も知らない」は鑑賞できていません。

私の印象では「誰も知らない」の方が
テーマが深刻で、そのストーリーも映像としても
ヘビィな感じがしています。

今作も勿論シリアスなテーマには違いないですが。
その根底には、是枝監督自身が久しぶりに帰宅し
再会した我が子との間で経験したことが根底にあると
「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」で自ら語られているのを視聴していたことが
何より大きく。
あの番組で知り得た監督の素顔やこだわり(プロフェッショナルさ)が
今回背中を押してくれた気がしてなりません。

aさんがお好きな俳優さんはまったくもって知らないので
ごめんなさい。
でも、書いてくださったコメントにはグッときました。
そして、嘘がなく、ブレナイ姿勢
それでいてピュアな方(魂の純度が高い)
生きるということ、命と真摯に向き合う、一生懸命仕事に向かう姿勢
等々のキーワードはエレファントカシマシ、もっというなれば宮本さんとつながっているなぁと
改めて思う機会となりました。
このタイミングでのコメントに感謝します!

2013/10/09 (Wed) 22:41 | フミリス #- | URL | 編集

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